2012年12月5日水曜日

町田市焼却場 がれき焼却に伴う線量調査

 町田市清掃工場での女川震災ガレキ焼却による周辺の線量をポリマスターPM1703MOによる車載移動測定でマッピングしてみました。

 測定機については、こちらを参照願います。PM1703MO

 実際の測定は、ONKYOのタブレットPCにPM1703MOをUSBで接続、さらにUSB GPSセンサーを接続し、60秒ごとに自動的にデータを取得し記録していきます。60秒以下でのデータ取得ができないため、低速で運転をしています。




ガレキ焼却前
 2012年10月28日の線量マップ


より大きな地図で 町田市瓦礫焼却前 事前線量調査 を表示

ガレキ焼却後
 2012年11月4日の線量マップ


より大きな地図で 町田市瓦礫焼却後20121104 を表示

ガレキ焼却後
 2012年11月9日の線量マップ


より大きな地図で 町田市瓦礫焼却後 20121109 を表示

ガレキ焼却後
 2012年11月16日から17日の線量マップ


より大きな地図で 町田市瓦礫焼却に伴う放射線量調査20121116-17 を表示



考察

 町田市清掃工場周辺の線量はガレキ焼却以前から高めである。
 それは、町田市で収集された一般ゴミに付着したセシウムが焼却場に集められ、焼却され、排出されてきたことによる影響が大きいと考えられる。

町田市発表焼却場線量変化+剪定枝堆肥放射能濃度


 ガレキ焼却後の飛灰、焼却残さについての放射能濃度測定値の公表が12月4日時点でもなされていないため、評価は不能。
町田リサイクルセンター(町田市清掃工場)の放射能等の測定結果



 今回の4度に渡る移動測定では、有意な線量上昇は認められませんでした。


 空間線量だけではなく、セシウムを吸着しやすい松葉や高性能のエアサンプラーでの放射能濃度測定が実施され、焼却前後の比較ができていたならば、ガレキ焼却の影響をつかみやすかったとは思いますが。



 焼却はまだ続いているので、今後も移動線量測定は実施する予定です。








0 件のコメント:

コメントを投稿