10月24日(月)、オーストラリアのテレビ局の取材を受けました。横浜の子どもたちを放射能から守る会への取材の一環でした。
私も横浜在住ということもあり、会の一員として横浜での市民放射能測定所開設のために、動いています。
東林間は、横浜と歩みをともにしていきます。
実は先日、横浜の会と東林間で計2台の放射能測定機購入を決め、すでに申し込んでいます。
機種は、市民グループでも何とか手の届く価格で、性能もよいベラルーシ製のATOMTEX AT1320A という機種です。
日本向けに改良されており、セシウム134も分離できるようになっています。
機種の詳細や運営については、後日お伝えいたします。
計測の様子を取材したいということで、横浜のMLメンバーの方たちと取材陣3人、合計10人以上がお見えになりました。さらに、「食べ物通信」の取材も同時に入り、ライターの石川さんもお見えになりました。(石川さん、実はコスメのことにとっても詳しく、さらに食べ物についても明るい方。実は東林間で講演していただけないかなあと考えている方でした)
ちょっと焦ってしまい、せっかくバックグラウンドをとっていたのですが、スイッチを押し間違えて、バックグラウンドの取り直しで開始が遅くなってしまいました。
産地などきちってメモしとけばよかったのですが・・・きちんとした測定依頼書を作成して、記入していただくことが必要ですね・・・・
LB200で計測の結果です。ご参考までに・・・
参加された方で、産地が違う!!! という方は、訂正してください。
甘夏(保土ヶ谷区) 皮をむいて内皮もとったもの 15±14 K=5(8回計測した平均)
甘夏の皮 マーマレードにする場合もあるので 20±23 K=5
49±24 K=5
甘夏の皮については誤差が計測の度に誤差が大きいので再計測します。
10月25日の計測の結果・・・30±21 K=5(10回計測の平均) でした。
10月25日の計測の結果・・・30±21 K=5(10回計測の平均) でした。
昨年産白米(茨城)を炊飯したもの 0±13 K=1
春菊(千葉産) 0±50 K=7
検体量が少ないため誤差が大きくでています
胚芽米(栃木? 新米) 0±15 K=4
以下飛び込み
野沢菜(須坂) 0±16 K=8
仲間の八百屋が須坂で育てている野沢菜を持ってきました。北信の放射能汚染が高いことが 最近ようやくわかってきて、自分で育てているものが汚染されているかいないか、とても心配だと いうのでした。
くぬぎの生葉(相模原市上鶴間中そば) 101±24 K=???(3回計測の平均)
葉は軽くてかさばります。ハサミで細かく切り、さらにフードプロセッサーで計量カップに詰め込 めるだけ詰めて500mlにしています。
結果は甘夏の皮とくぬぎの葉を除き不検出(検出限界20Bq/kg) あるいは最近の表示方法に従えば <20 ということになりました。
不検出の中身の数値は上記のとおりです。
500mlマリネリ容器を一杯にするためには、葉物では600gは必要です。ATOMTEXの1000mlですと1.2kgは最低でも必要となります。
ATOMTEXには500mlの平型マリネリも付属していますが、検出効率が悪くなるため、検出下限が高くなってしまいます。
検体の量は、結果の精度を高めることになりますので、不足しないように検体を用意する必要があります。
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